A**ー
夢のレイヤー
映像表現、シナリオ全てが素晴らしい。なんども観ている。
尼**尼
没入感はあるが長すぎる
インターステラーよりも高評価のようだからどんなものかと思いきや、のっけから自己満的で長すぎる過剰アクションが展開されだして掴みが悪かった。確実にマトリックスの影響を受けてそうな演出。それも一番面白かったリローデッドのノリで疑似日常空間の戦闘スペース化をしている。新幹線バトルはレザレクションズに逆輸入されたようだ。ストーリーは至極単純だが時間の流速が違う入れ子状の夢の中を行ったり来たりする口では説明困難なギミックが目まぐるしく稼働する。死ぬか落ちると目が覚めるという設定も睡眠薬のせいで虚無落ちとかいう例外的ハイリスクと化している。あえて安全装置を外したハードモードでやってる感。夢ダイバーという特殊職ながら手練れのプロたちがいかにもな業界用語を使ったり流れるように作業進めていくので最初はついて行けないが、新人雇った直後にやっとチュートリアルが挟まる。ターゲットにアイデアを植え付けて金庫を開けさせるなど、理屈っぽいわりに穴があってそれをスタイリッシュさで誤魔化してる感じといいP5にも影響しただろう。カーチェイスの世界、ホテルの世界、雪山軍事施設の世界、そして最深部にはコブ・モル主人公夫婦の思い出空間が広がっている。案件だった会社潰し作戦も脱落したサイトー救出の成否もよくわからず最後は投げっぱなしエンド。悪の組織っぽく語られていたコボル社とは何だったのか。話を膨らませやすそうな設定・世界観が提供されてるが、マトリックスに比べ不定形すぎて二次創作なんて困難かつ手ごたえがないだろう。
C**9
この手の話を好まない人以外は、内容が解れば面白いはず
本来★五つくらいの面白さになる映画だと思うが、記憶の中の死んだ妻にいちいち惑わされる主人公に(そういうシーンのたびに)うんざり。妻との会話自体も結局は単なる説明なので面白みがなく、時間も取り過ぎで、次のシーンまで飛ばしたくなる。なのでやっぱり満点はない。 いくら罪悪感があろうと、さすがに今は仕事しろよ、今は無視しろよと思う。それが出来ないほどの無能と言うならキャラがぶれすぎで、主人公の位置づけが判らなくなる。描くなら、緊迫した場面に水を差すような描き方はやめた方がいい。(アメリカ映画のあるあるだが、武装した敵が追いかけてくるような時でさえ、恋人との再会を喜んでしばらく抱きしめるようなシーンを挟んでくる。そこだけ急に時間が止まったように、敵もなぜか追いついて来なかったりする。これが本当にイライラする。せっかく夢中になって見ていても、またアホ愛情シーンかと興ざめ。その手の場面を作るのはいいが、今じゃないだろと、いつも思う) とはいえ、これ以外に不満はなく、この話自体は面白い。アホ愛情シーン以外は本当に良い映画だと思う。新しくメンバー入りした女性が主人公の個人的な問題に首を突っ込みすぎで、主人公もそれをあっさり受け入れ過ぎだとか、細かい不自然さはあるが、このくらいはスルーできる。
A**O
長い
奇想天外なアイデア、映像は素晴らしく、また渡辺謙とデカプリオが見たくて最後まで見たけども。「夢に入り込む」って当然のようにみんな言ってるけどもどういう世界線?理屈もよーわからんし…麻酔かけたら入り込めるん?そういう「才能」?その世界観に納得できてないからなんかいろいろやってるけど全然入り込めない。長い!仲間とはいえ、よー薬入れて眠れるな。買収したCAさんに命預けれるのすごいね?あと「父親の敷いたレールから外れる」=「会社潰す」ってなる?そう考えたとしてもふつうに売却して自分は新しい事業…でしょ。奥さんの設定いる?女子大生首突っ込んできすぎ。夢の中でもう一回眠るってどゆこと?麻酔の装置持ち歩いとったか?ストーリーも設定もよーわからん!長い!!寝ながら回転する車にふり回される皆さんは可愛かった。
L**N
デカプリオ頑張ってますよ!
ノーラン作品は毎回仕掛けが違い、今回も奇想天外なアイデアで驚きです。相変わらず一度で分からないのでまたいつか見直すのも楽しみではあります。
み**ー
レオナルド・ディカプリオ かっこいい
最高に面白かったです
風**蓚
4大夢映画の一つ。夢の深淵に沈め。エンドロールまで聴き終えるべし
「夢」を題材にした映画で、世界観にとても感銘を受けた。古いものでは「ザ・セル」。伝説のアニメ映画「パプリカ」。挙げるに値する「クレしんユメミーワールド」。そしてこの「インセプション」。自分の中では4大夢映画。いかんせん、コレ自体を見たのは結構前で、どれだけ感動したか書くにかけない。それでも、この映画の2点だけは、間違いなく自分の中で創作するにあたって、まさに「インセプション」された。そして、この映画の最大の凄まじき終わらせ方も。~ネタバレ~夢の中の彼女との対峙で、彼女を愛せば愛すほど、夢の中で見る彼女が偽物だと思い知らされる。夢に限らず、死別というのはそういうものだというのをありありと見せつけられた。恐らく死人を蘇らせる。死人の代わりを作るという行為でも、同じ葛藤は存在しうるのだ。あるいは、本物の存在し得ないニセモノですら。どうしたって本物には相添えない、ならば本物とそっくりのニセモノを愛す。愛せば愛すほど、それが愛を返してくれていると創造するほど、とてつもなく心が苦しくなる。その彼女との別れ際、彼女を夢に縛り付けていた願い。「一緒に歳を取っていくのが夢だったでしょう?」「もう取っただろう?忘れてしまったのかい?」彼女の死の原因になった、夢の底での生活をする実験。夢の中では50年、でも起きたら数時間。このやり取りだけで、積み重ねた思いが、思いっきりぶつかってきた。似た感覚で、ハリウッド版の「オールユー二ードイズキル」の、納屋でのやり取り。ヒロインにとっても、視聴者にとっても、一回目の場面で、一体何十、何百回やり直したんだろうかという、積み重ねの暗示。弱いんだこういうのに。この映画の最大のポイント、作中で散々掲げられた、『夢のルール』。夢の中にいるかどうか、主体者であったり、また夢の中で現実と思えるようなことしか起きていない場合に、夢から覚めたかどうかを確認する為の手法。何もかも解決して、念願が叶うその瞬間に、ふと思ってしまう、「これは現実か」。確認するために、手法を取る。でも、それを確定せず、終わる。すんごいモヤ。情緒グッチャやぞ。だから、エンドロールを見なくてもいいから、聴いて欲しい。作中何度も聞いた、あの救いの音楽。それで、おしまい。
L**U
重大なエラーも事の発端は1文のミス
星4としましたが実際は星4.5ぐらいの評価です。ちょっと長く感じる映画ですね。10分ぐらい削れそう。ストーリーがかなり面白いです。難解そうですがほぼ台詞で説明されています。そのせいでかなり台詞が多い。それにアクションの盛り込み方が上手い。ノーラン監督は題材から想像できないぐらい激しいアクション要素を入れてきますよね。あと最後に罪悪感から隠していた真実を語るシーンも好きなのかもしれない。だいたいこれモルが悪いんじゃないかと思って見てましたが「一緒に年をとりたい」という言葉を叶えたいという執着がそうさせていたのかも?コブは能力と経験もある人物像なんですが思ったより追い詰められましたね。アーサー、イームス、サイトーが余りにも有能なのもいい。あとレヴィットがイケメンすぎる。「(500)日のサマー」も良いぞ。植え付けたアイデアにあと1つの条件分岐文さえあれば始まらなかった物語でしたね…
Trustpilot
1 day ago
1 month ago